ー 覆面くんのドキドキ!?サマーキャンプ? 後でブログに書く体験記より抜粋 ー
コントリビューターデイに集まる人たちの事について書く。
コントリビュート(contribute)は、貢献すると訳す。
ここではWordCamp(ワードキャンプ)の中で行われるものについて扱う。
WordCampとはWordPress(ワードプレス)というソフトウェアに関わる人々が自主的に開催しているコミュニティ・カンファレンスであり、欧米を初め世界各地に広がりをみせている。
カンファレンスでは、主にWordPressに関連する技術情報や体験談などの発表があり、幕間では参加者同士での情報交流が盛んに行われている。
参加資格といったものは設けられていない事が多いが、一定の行動規範を伴う。
発表を行う登壇者と、聴講する参加者の間に大きな違いは無い。自らの持つ技術や経験を共有する意志のある者がその時の登壇者となる。
カンファレンスの運営は実行委員会が執り行う。実行委員会は、カンファレンスを開催する意志のある参加者が集まり、有志を募りながら都度結成され、閉幕ののち解散する。特定の組織的繋がりは無い。
そういったカンファレンスでの行事の一つとして、コントリビューターデイが行われている。
ここで言うコントリビュートは貢献する事を指す。このカンファレンスの基軸であるWordPressに対し、参加者自身が自らの可能な範囲での貢献を協力して行う事が、コントリビューターデイの目的となる。
参加者はコントリビュートのために行動できる範囲をいくつかの分野に分け、その分野ごとにチームとして集まる。各チーム、その分野での経験に長けた者が調整役を努め、初参加の者でも協力し合えるように情報の共有を行う。
コントリビューターデイは名前のとおり一日を通して行われる事が多い。その日行われた行動の積み重ねがコントリビュートとなる。貢献の内容は、即時的効果のあるもの、今後のための布石、現状の改善など、分野によって様々なものがある。
一日の終わりには、参加者全体でのミーティングを開き、チーム間の情報共有と成果発表が行われる。
僕の経験から伝えられる事は以上になる。
このようなことを書きながら思い出したが今回で3回目のコントリビューターデイへの参加となった。過去2回を含む3回ともコアチームへの参加になる。コアチームは、コントリビュートの為に分けられたいくつかの分野のうちの一つで、WordPress自体への技術的改善を行う。過去2回、何も成果を挙げられなかった個人的なおも【略】
今回のWordCamp Kyoto 2017 では、初めてお会いしてお話できた方もたくさんいらしたので、このような畏まった文体を用いてみた。普段はうへへー。などと書く。どうかご了承頂きたい。
また、このカンファレンスには伝統的な締め言葉があり、方言によって少し表現が異なる場合もあるが「フロに入るまでがWordCamp!」といわれている。
どうか、ゆったりとした気持ちで2日間に渡る緊張を解きほぐしてほしい。